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    【ja】茅ヶ崎浜降祭

    浜降り 7月19日「海の日」 地元・神奈川県茅ヶ崎市の三大祭のひとつ、「浜降祭」に行ってきました。 このお祭りには、もう30年ほど参加しています。地元の人々が一年で最も熱くなる、まさに茅ヶ崎を代表する夏の風物詩です。

    地元の神社(氏神様)から、重さ500kgもあるお神輿が「ドッコイ、ドッコイ!」という力強い掛け声と、鈴の音を響かせながら、上下に大きく揺らされて進んでいきます。 茅ヶ崎中から、なんと40基ものお神輿が、それぞれの地域から担がれて海を目指して集結します。中には、片道9km近くの距離を500kgのお神輿を担いで向かう地域もあります。 道中、複数のお神輿が並び共演する光景は圧巻で、自然と気持ちも高まります。そして、海に到着してからが、このお祭りのクライマックス。担ぎ手たちは、そのまま海の中へとお神輿を担いで入っていくのです。 もともとは、漁師たちが海の恵みに感謝するために始まった祭り。それだけに、海と神輿の一体感は特別です。「ドッコイ、ドッコイ」の掛け声が響く中、いくつもの神輿が波間で激しく揺れる光景は、他では見られないダイナミックな魅力にあふれています。

    海での神事が終わると、お神輿は一旦ビーチに並べられます。一直線に並ぶ40基のお神輿は、まさに神々しい迫力。続いて神主さんによるお清めの儀式が行われ、ここでしばしの休憩となります。 とはいえ、ここまでくると、担ぎ手の体はすでに限界寸前。あちこちから悲鳴が聞こえるほどの疲労感です。それでも小一時間の休憩をはさんで、お神輿は再び地元の神社へと担いで戻っていきます。 真夏の強い日差しの中、500kgものお神輿を担いで町を練り歩くのは、体力・精神力ともに相当なものが求められます。昼過ぎには各神社に戻り、神様に「今年もありがとうございました」と感謝を捧げ、お神輿はまた静かに1年の眠りにつきます。 全国を見ても、これだけ多くのお神輿が一堂に会するお祭りは他にありません。 この迫力と熱気、ぜひ一度体感してみてください。

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